2000-03-06 ArtNo.21761
◆サティアム時価総額、リライアンス凌駕、構造変化象徴?
【ムンバイ】ニュー・エコノミー銘柄が証券市場におけるその地歩を固めるには、なお時間を要する見通しだが、2日にはSatyam Computersの時価総額が、石油化学ジャイアンツReliance Industriesのそれを凌駕、インド証券市場に生じた構造変化を窺わせた。
エコノミック・タイムズが3日報じたところによると、ハイデラバード拠点のSatyamのボンベイ証取(BSE)における時価総額はこの日3万652クロー(US$70.5億)をマーク、Relianceの2万7280クロー(US$62.5億)をほぼ3400クロー上回った。
伝統銘柄が急落する中で、いわゆるニュー・エコノミー銘柄の時価総額は50万クローと、BSE時価総額105万クロー(US$2400億)のほぼ半ばを占めた。ニュー・エコノミー銘柄トップ5には、この他、Wipro、Infosys Technologies、Zee Telefilms、HCL Technologiesが名を連ね、消費財銘柄では、Hindustan Leverがただ1社上位6社入りした。
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