2000-02-01 ArtNo.21728
◆<馬>電線会社BICC、輸出比率を40%にアップ
【クアラルンプル】米国ジェネラル・ケーブル・コープ傘下のBICCGeneral Cables (Malaysia) Sdn Bhd(旧社名PCM:Power Cables Malaysia)は向こう3年間に製品輸出比率を現在の15%、約3000万Mドルから30~40%に引き上げる計画だ。
BICCジェネラル・ケーブルズのAndrew Shaw重役(MD)が先週(1/28)催された新社名及び新ロゴの発表会の席上明らかにしたところによると、同社は域内の主要な電力ケーブル・サープライヤーとしてのプレゼンスを強化する狙いからシンガポール、ブルネイ、ミャンマー等、ASEAN域内の新たな輸出市場を開拓する。
過去10年間にマレーシア業務に1億3000万Mドルを投資してきた同社の国内市場シェアは15%で、今年は昨年実績を20%上回る2億Mドルの売上達成を目指している。
英国BICC PlcとLembaga Tabung Angkatan Tenteraの40:60の合弁会社として1975年に発足したPCMは、米国拠点のGeneral Cable CorpがBICC plcの全世界の電力ケーブル事業を買収したのに伴い、前者の傘下に加わった。
親会社のBICCGeneralは世界59カ国に製造拠点を有し、東南アジアではマレーシア以外に、インドネシアにも工場を設けている。(STAR:1/29)
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