【クアラルンプル】中央銀行のTan Sri Ali Abul Hassan Sulaiman総裁は昨日(1/31)、国内の金融機関55行(社)は、何れも期限内にそれぞれ合併計画を提出したと発表した。
アリ総裁は僅か3パラグラフの簡単な声明文の中で、中央銀行は目下提案内容に検討を加えているとしているが、何行がアンカー・バンクのステータスを申請したかには触れていない。
アリ総裁は先週木曜、10行から合併提案を受理したと述べており、観測筋はアンカー・バンク・ステータスを申請したのは、当初中央銀行がアンカー・バンクに指名した6行、即ちMaybank/Bumiputra-Commerce/Public Bank/Multi-Purpose Bank/Perwira Affin Bank/Southern Bankと、その後名乗りを上げた4行、即ちArab-Malaysian Banking group/EON Bank/Hong Leong Bank Bhd/RHB Bank Bhdと見ている。
中央銀行スポークスマンによると、何行がアンカー・バンク・ステータスを申請したかは今日(2/1)、もしくは明日(2/2)発表され、その後中央銀行は少なくとも1ヶ月、或いは数ヶ月を費やして、提案内容を審査、認証を与える。昨年末に中央銀行により発表された銀行合併の条件には変更は加えられないと言う。(BT,LZ:2/1)