2000-01-28 ArtNo.21704
◆<印度>昨年の自動車輸出、国内販売の好調とは対照的な不振記録
【ニューデリー】国内自動車メーカーは1999/2000年度年初9ヶ月に好調な国内販売を実現したものの、同期の輸出は対照的に不振な成績に終わった。
乗用車市場のリーダー、Maruti Udyog Ltd(MUL)は同期に24.5%増の29万5000台を国内で販売したが、輸出は16.5%減の1万3507台(前年同期1万6179台)にとどまった。
商用車のリーダーTata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)の同期の輸出は92.3%減の僅か82台、メルセデス・ベンツのインドからの輸出も40.9%ダウンし、292台にとどまった。多目的車の大手Mahindra & Mahindra(M&M)の輸出は74.8%減の198台、二輪車メーカーBajaj Auto Ltd(BAL)のスクーター輸出は29.2%減の4391台、オートバイ輸出は23.8%減の4111台、モーペッド輸出は22.7%減の2003台、LMLのスクーター輸出も54.5%減の3966台にとどまった。
しかしTVSスズキのスクーター輸出は47.6%増の974台、オートバイ輸出は35.7%増の2420台、エスコーツ・ヤマハのオートバイ輸出も31.2%増の1万769台をマークした。(ET:1/27)
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