| 
 
	2000-01-28 ArtNo.21702 
	◆<印度>米国ポータルプレーヤー、デザイン・センター開設 
	【ハイデラバード】米国カリフォルニア州サンタクララ拠点PortalPlayer Incの完全出資子会社PortalPlayer Pvt Ltdは25日アンドラプラデシュ州ハイデラバードに設けた設計/開発センターを公式オープンした。 
  PortalPlayerのJohn Mallard社長兼CEOによると、同社はこれまでに10品目の消費用電子製品を開発、現在は380億米ドルのプレレコード・ミュージック市場への進出を図っている。インターネットを通じたオーディオ/ビデオのダウンロードやストリーミングを可能にする製品/サービスの開発領域でリーダーになることが目標で、2段階の投資を進めている。500万米ドルの第1段階は間もなく完了、1100万米ドルの第2段階に近く着手する。 
  ハイデラバードのセンターはハード/ソフト・プロダクツ・エンジニアリングを手掛ける他、総務/金融/人事等の支援機能も備え、当初ソフトウェア専門家45人が勤務する。ソフトウェア専門家の数は18ヶ月以内に180人に増員される。PortalPlayerは、ワールド・ワイド・デジタル・メディア・インフラストラクチャーの構築に関心を抱くフルレーンジの情報技術(IT)専門家を必要としている。これらにはソフトウェア・エンジニア、ASICエンジニア、プロジェクト・マネージャー、ファームウェア・アーキテクツが含まれ、取り分けコミュニケーション・テクノロジーに通じた専門家を必要としている。 
  インターネット革命の中で伝統的な音響システムのレコーダーやCDプレーヤーは博物館入りしつつあり、このためPortalPlayerの前途は極めて明るいと言う。 
  アンドラプラデシュ州のN Chandrababu Naidu首席大臣は、そのスピーチの中で、ハイデラバードのソフト産業は、単純なソフトウェア・サービスから複雑な製品開発にその重心を移しつつあり、PortalPlayerがこうした潮流の先陣を務めるものと期待を表明した。(ET:1/27) 
 |