2000-01-27 ArtNo.21679
◆<星>化学産業生産S$237億、8.4%成長
【シンガポール】石油精製/石油化学/特殊化学3部門から成るシンガポールの化学産業の昨年の生産額は237億Sドルと、前年比8.4%の成長を見た。もしこれに生命科学(59.9%増S$63億)を加えれば、その総額は前年比16.3%増の301億Sドルとなり、製造業生産全体の22.3%を占める。
経済開発局(EDB)のTan Suan Swee化学/生命科学部長が25日発表したところによれば、石油/石油化学/特殊化学部門は昨年30億Sドルの投資を誘致したが、今年も同レベルか、それ以上の投資を期待できる。ちなみにEDBのフィリップ・ヨー会長は前日の記者会の席上、化学部門は今年40億Sドルの誘致が可能と予想していた。
シンガポールの化学コンビナート、ジュロン島における昨年の記念碑的出来事は、Exxon Mobilの20億米ドル化学コンプレックスが試運転を開始したこと。同コンプレックスは今年末までに正式オープンすると言う。(ST,BT,LZ:1/26)
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