2000-01-26 ArtNo.21673
◆<印度>プラクスエア、ムンバイに二酸化炭素工場建設
【ムンバイ】米国コネチカット州Danbury拠点の工業ガス製造多国籍企業Praxair Incは、ムンバイ付近にインド初の世界クラスの二酸化炭素工場を建設する計画だ。
パラクスエアと地元パートナーChemiconの90:10の合弁会社Praxair Carbon Dioxideは25クローを投じ、4月の試運転を目処に日産約120トンの二酸化炭素製造施設を建設する。同生産規模は世界的には通常の大型施設と言えるが、インドにおける既存プラントの3~4倍に相当する。
パラクスエアは年内に別途1000万~2000万米ドルを投じ、ボンベ詰め工場4つを建設する。この内3つは南部、1つは東部に設けられる。同社は既にインド各地10カ所にこの種の施設を設けている。
Praxair Asia IncのJames J Fuchs社長によると、同社はこれまでにインドに2億米ドルを投じてきたが、2005年までに別に2億米ドルを投資する。投資は主に鉄鋼、銅、石油化学、化学関連コンプレックスに併設するガス・プラント関連施設に投じられる。この他、食品、飲料部門もターゲットにされると言う。(ET:1/28)
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