2000-01-24 ArtNo.21639
◆<馬>IBM、MSCにM$800万顧客支援センター設置計画
【サイバージャヤ】IBM Malaysiaは800万Mドルを投じてマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)内にASEAN/南アジア担当Customer Support Operations(CSO)センターを設け、MSC事業に参画する計画だ。
IBMマレーシアのVoon Seng Chuan重役(CEO)が20日催されたMSCステータス受領式の席上語ったところによると、IBMは、MSCプロジェクトに本格的に取り組むため、昨年12月、IBM Malaysia Sdn Bhdを設立した。CSOは向こう6ヶ月以内に稼働し、ASEAN/南アジア17カ国におけるIBM製品の注文処理地域ハブの役割を担う。センターは工場、製品発表、システム支援のワンストップ窓口として電子取引の要になる。CSOは工場/顧客/ビジネス・パートナーからの注文を含む様々な手続きを電子処理する。
IBMはMSCプロジェクトの一環としてマルチメディア・デベロプメント・コープ(MDP)と協力し、地元企業の世界市場へのアクセスを支援する。IBMは向こう数ヶ月間にCSO以外の複数のMSC事業を発表する予定だ。
MDCのTan Sri Othman Yeop会長によると、IBMは多国籍企業としては第34番目のMSCステータス企業になった。MDCは2003年までにMSC企業中の多国籍企業を50社に拡大する計画だ。
総コスト6000万MドルのMSC内のエンターテーメント・ビレッジは今年9月までに稼働する。同プロジェクトのプロモーターを務めるDatuk Keramat Holdings Bhdは既に工事を開始していると言う。(STAR:1/21)
|