2000-01-21 ArtNo.21623
◆<馬>FCW、今年はセル式電話売上が営業額の60%に
【クアラルンプル】Federal Telecommunications Groupの投資機関で、通信機器の流通やテレコミュニケーション・システムの統合サービスを手掛けるFCW Holdings Bhdは、ここ数年製造業務に重心を移動、経営の多角化を図ってきたが、セル式電話機の製造業務が引き続き主要な収入源になるものと予想している。
BY Ong重役(ED)が19日催されたセル式電話新製品Triumの発表会の席上語ったところによると、セル式電話機の売上は昨年の同社営業額の50%に貢献したが、今年はその比率が60%に達する見通しだ。
FCWは子会社のPioneer Multimedia Sdn Bhdをセル式電話製品の独占流通業者に指名しており、同子会社は携帯電話ブームに乗り、年率10%の成長が見込める。国内携帯電話需要は年間100万ユニット、額にして5億~6億Mドルと見積もられる。FCW子会社15社中10社が通信機器の製造/サービスに携わっている。傘下の小売りチェーンPlusnet Communicationsは、目下16店のチェーンを必要に応じて増設する方針だ。
FCWホールディングズはまた全国をカバーするMotorola SmartNetトランク・ラジオ・システムの経営やリチウム電池のマーケッティングも手掛けていると言う。(NST:1/20)
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