2000-01-20 ArtNo.21615
◆<印度>送電会社、近く長距離電話事業パートナー選考国際入札募集
【ニューデリー】全国送電会社Powergrid Corporation of India Ltd(PGCIL)は、近く国際競争入札を募集し、投資額2500クローと見積もられる長距離電話事業進出計画のパートナーを決める方針だ。
PGCILのRP Singh会長によると、計画は既に電力省の認可を得ており、目下取締役会の一層の検討に付されている。PGCILは電信局(DOT)に類似した役割を務め、パートナーが実際のサービスを提供することになる。
ニュー・テレコム・ポリシー(NTP)99の下、2000年1月1日以降長距離電話市場が民間企業に開放され、市場競争制が導入された。デリー/ムンバイ地区の基本電話事業を手掛ける政府系Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)と国際電話事業を独占経営する政府系Videsh Sanchar Nigam Ltd(VSNL)も同市場への参入に関心を示している。
MTNLは独自のケーブル網を敷設して長距離電話市場に進出する計画で、第1期プロジェクトでは1000クローを投じ、全国の主要7都市を結ぶ長距離電話網を構築する計画だ。同社は1000クローの半ばは内部資金で、残りは借り入れで賄う計画とされる。(ET:1/19)
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