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2000-01-20 ArtNo.21604
◆<星>香港通信機器会社I-Comm、SGX上場目指し株式公開
【シンガポール】通信機器の設計製造(ODM:original design manufacturing)を手掛ける香港拠点のI-Comm Technologyは18日、シンガポール取引所(SGX)上場に向け7744万株を1株85Sセントで公開した。
香港のIDTグループに属するアイコムは7744万株の内、1548万株を公募、残りの6194万株は私募にかける。私募分には従業員や取引先のために留保される最大774万株も含まれている。公開株の半ばは新株で、残りは譲渡株。公募の締め切りは来週火曜、1月27日からSGXにおける取引が開始される。
消費者向け通信機器の設計/開発/製造/流通を手掛けるアイコムは、営業拠点とデザイン・センターを香港に設け、中国Shenzhen特別区内Xixianに工場を有する。Xixian工場には、生産ライン26本が設けられ、電話機/電話アクセサリー/ラジオ受信機等70モデル、800万ユニットが製造されている。製品の80%は北米に輸出され、残りは欧州とアジアの顧客に納入されている。
IDTグループの創設者でもあるアイコムのRaymond Chan会長は、北米における成功を、欧州/アジアに再現するのが目下の目標と語る。またワイヤレス・パーソナル・デジタル製品、携帯コンピューター、デジタル・コードレス・フォーン、インターネット関連製品、ワイヤレス・ホーム・マルチメディア製品、WAP(wireless application protocol)製品等の領域への進出も目指されている。公募により調達される312万Sドルは、設備の拡張や欧州におけるエンジニアリング・センターの開設、或いは運転資金に当てられると言う。
アイコムは1998年3月期には前年の120万米ドルの純損失を470万米ドルの純益に転換、翌年はさらに2倍以上の910万米ドルの利益を計上した。年商は過去3年間に年率43%の成長を見、1999年3月期は8250万米ドルをマークした。2000年3月期には年商1億4050万米ドル、純益1500万米ドル(前年比50%増)が見込まれている。同予想純益をベースにした公募価格の株価収益率(PER)は11.2倍。公募幹事を務めるBNP Prime Peregrineによると、現在SGXで取り引きされる銘柄のPERは平均22倍のため、アイコムの公募価格は魅力的なものと言う。(BT:1/19)
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