2000-01-20 ArtNo.21603
◆<星>Heshe、バタム島に合弁で軽工業団地開発
【シンガポール】シンガポール取引所(SGX)上場の小売り業者Heshe Holdingsは18日、インドネシア領バタム島に、現地の不動産デベロッパーKabilと合弁で開発する軽工業団地の起工式を催した。
工事は3期に分けて進められ、第1期/第2期工事(6ha)では5500万Sドルが、第3期工事(4ha)では4500万Sドルが、それぞれ投じられる。第1期工事では年内にテラス/セミディタッチ/ディタッチ式工場ビル15ユニットが建設される。既にヒーシー傘下の衣料メーカーPoly-Alliedと履き物/カジュアルウェア製造のFifth Avenueの入居が決まっており、両社は今年9月から操業を開始、合計年間2000万Sドルの売上と就業機会1000人の創出が見込まれている。
第2期/第3期工事の着工期日は、第1期分の反応を見た上で決定される。180haのKabil工業区内に設けられる同団地はNongsa埠頭や空港にもほど遠からぬ距離にある。
合弁会社は、シンガポール政府がインドネシアに対して約束した4億Sドルの借款計画を利用して、工場進出を図るよう潜在顧客に勧誘する方針という。(LZ:1/19)
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