2000-01-18 ArtNo.21582
◆<印度>ステンレス消費税は一律8%に:ISSDA
【ニューデリー】Steel Authority of India Limited(SAIL)傘下のSalem Steel PlantやJindal Strips Ltdのようなステンレス・スチールの一次製造業者は16%の消費税を支払っているのに対し、冷間圧延ストリップのような再圧延業界は機械1台につき月間1万5000ルピーを支払っている。
47万5000トンの冷間圧延ストリップ製品のほとんどが、家庭用品用ステンレス・スチールに用いられ、消費税の支払いを免除されている。これに対して一次製造業者の25万トンのフラット・バーは冷間圧延ストリップ業者に原料として納入される。冷間圧延ストリップ業者は残りの22万5000トンのフラット・バーを小口誘導炉業者から調達している。
ステンレス・スチール開発協会(ISSDA)は、中小ステンレス・スチール・フラット・バーの製造業者の大部分は消費税の支払いを免れているとし、こうした不平等をなくすため、一律8%の消費税を課すよう提案した。(IE:1/17)
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