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2000-01-18 ArtNo.21581
◆<印度>鉄鉱輸入原料にトン当たり500米ドル・プレミアム
【ニューデリー】鉄鋼省の肝いりで昨年、予算に盛り込まれたステンレス・スチール業界に対する支援措置は、その実同業界に主要原料の輸入に際してトン当たり500米ドルのプレミアムを支払わせることになった。
スチール製造原料の輸入関税を引き下げるべきだとの鉄鋼省の提案を受け、歳入局はフェロニッケルの関税を5%カットしたが、同時に他のフォームのニッケル、即ちアンロートニッケルとニッケル・オクサイド・シンターの輸入関税を5%ポイント・アップした。結局、ステンレス・スチール製造業者は1999年2月まではこれら3種類のニッケルに一律10%の関税を払ってきたが、3月以降はフェロニッケルには5%、アンロート・ニッケルとニッケル・オクサイド・シンターには各15%を支払わねばならなくなった。
フェロニッケルは手に入れるのが比較的困難で、運良く手に入っても一般にトン当たり500米ドル以上のプレミアムがつく。加えてニッケル・オクサイド・シンターのニッケル含有率は75~90%、アンロート・ニッケルのそれは99.9%に達するのに対して、フェロニッケルのニッケル含有率は15~55%に過ぎない。
こうしたことからステンレス・スチール開発協会(ISSDA)は、ニッケル原料の輸入関税を一律5%にするよう政府に要求している。(IE:1/17)
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