1995-06-28 ArtNo.2158
◆<馬>セメント不足で40%以上のプロジェクトが立ち往生
【クアラルンプル】全国の建設プロジェクトの40%以上がセメント不足で実質的に工事の休止を強いられている。
住宅開発業者協会(HDA)のN.アントニーサミー財務主任によれば、国内建設業はセメント不足から成長鈍化の危機に直面している。影響を受けているものには、住宅、学校、公共インフラ、店舗、オフィスの開発が含まれ、公共事業の請負業者は工事の遅延に伴う罰金支払いのリスクも負うている。セメント不足が最も深刻な地域はクランタン、パハン、トレンガヌの3州で、クアラルンプル、スラゴール、ヌグリ・スンビランでも影響が深刻化している。アントニーサミー主任は、セメント業界が品不足に乗じて不当利益を上げていると非難した。(ST,BT:6/27)
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