2000-01-14 ArtNo.21554
◆<印度>UAILパートナー、アルミナ合弁事業契約に正式調印
【カルカッタ】オリッサ州Raygada地区に産するボーキサイトを用いて輸出向けのカルサイン・アルミナを年間100万トン製造することを目指すUtkal Alumina International Ltd (UAIL)はこのほど、同プロジェクトに出資するキー・プレーヤー3社--インディアン・アルミニウム(Indal)、アルキャン・アルミニウムLtd、ヒドロ・アルミニウム・オブ・ノルウェーが正式に合弁協定に調印したことを明らかにした。
合意内容には、100%輸出志向アルミナ精錬施設の設計/建設/操業/経営、Baphlimaliにおけるボーキサイトの採取、アンドラプラデシュ州Vizag港に設けるアルミナ専用バース、精錬所付属発電施設、各パートナーのアルミナ引き取り比率等が含まれる。
UAILのN. K. Choudhary会長が12日の声明の中で明らかにしたところによると、契約調印は4000クロー・プロジェクトの新段階を象徴している。H. Dean Journeauxプロジェクト・ディレクターがチームを率い、所定の期限内に所定のコストで計画を完成させることを目指す。
関係用地の購入はほぼ完了し、環境/森林省の森林伐採許可も取得した。環境問題、汚染対策、水処理、鉄道利用、石炭調達、キャプティブ発電、港湾施設等に関わる関係当局の認可も取得し、鉱業権のリースに関する認可取得が目指されている。
払い込み資本66.3クローの合弁会社には、ノルスク・ヒドロが45%、アルキャンが35%、Indalが20%、それぞれ出資すると言う。(THBL:1/13)
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