2000-01-14 ArtNo.21550
◆<馬>クジョラ、タイム・テレコム買収パートナー物色
【クアラルンプル】地元不動産開発会社Kejora Harta Bhdは、外国パートナーと手を結びタイム・エンジニアリングBhdのテレコミュニケーション・ビジネスに対する同社の買収案を補強する計画だ。
クジョラ・ハルタのSamsudin Abu Hassan会長は12日の年次総会後、以上の消息を語るとともに、外国パートナーの候補リストを米国企業2社、欧州企業1社、アジア企業3社、合計6社に絞り込んだと付言した。
サムスディン氏の同談話は、タイム・エンジニアリングが、45億Mドルの債務を株式に転換した後、子会社のタイム・テレコムをクアラルンプル証取(KLSE)に上場させるとの噂が報道された直後になされたもの。
サムスディン氏は、今月28日に会社法176条に基づく法廷保護が期限切れになることから、それ以前に落札結果が明らかにされるものと予想している。
タイム・テレコム権益の入札には、ダイム蔵相門下生の1人とされるサムスディン氏の他、アナンダ・クリシュナン氏のテレコム・ユニットMaxis Communications及びシンガポールの政府系企業Singapore Technologiesが応札している。MCI WorldComやTeleglobe等の国際企業もタイム・テレコムに関心を表明していると噂されたが、これまでのところ正式な意向表明はなされていないと言う。(STAR,ST,BT:1/13)
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