2000-01-14 ArtNo.21548
◆<馬>クラリファイ、顧客管理ソフト市場開拓に本腰
【クアラルンプル】米国サンノゼ拠点の統合フロント・オフィス(顧客対応)ソルーション・プロバイダー、Clarify Inc(1990年創設)は急速に成長するローカルCRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)市場の開拓に本腰を入れる構えだ。
Clarify Asean Pte LtdのBen Teh地域課長(ASEAN担当)によると、同社の中核商品はセールス/マーケッティング/顧客サービス・アプリケーション等をパッケージにした統合ソフト・スイート、eFrontOfficeだが、マレーシアや他のASEAN諸国では多くの企業がフロント・オフィス・オペレーションを急速に拡張しており、CRMに対する関心が高まっている。
このため同社は今年半ば、もしくは末までにマレーシアに当初スタッフ5人のオフィスを設ける。この他、タイ、フィリピン、インドネシア等にもオフィスを設ける計画だ。
目下同社の製品はコンパック、ヒューレット・パッカード等の再販業者を利用して販売、同時にシドニー・オフィスを通じた直販も行っている。マレーシアでは中小企業市場の潜在性が大きく、CRM市場の80~90%は中小企業で占められると言う。(コンピュータイムズ:1/13)
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