2000-01-14 ArtNo.21544
◆<星>シーゲート、第2四半期のアジア売上急増
【シンガポール】シンガポールを主要な製造拠点とするディスク・ドライブ・メーカー、シーゲート・テクノロジーは昨年12月期第2四半期に前年同期比8.7%増の16億5000万米ドルの売上を達成、ユニット・ベースの出荷量は103万ユニットをマーク。特にアジア太平洋地域売上が急増した。
シーゲートのCharles Pope財務担当重役(CFO)が12日催された電話記者会の席上語ったところによると、アジア太平洋地域売上のグループ営業額に占める比率は、通常18~19%だが、第2四半期は25%と、劇的な拡大を見た。特に毎年売上がピークに達する12月にデスクトップ用HDDの販売が急増した。北米市場のシェアは41%、欧州市場は34%だった。しかし、ポープ氏はクリスマス・シーズン経過後に、アジア太平洋地域のシェアが縮小する可能性を示唆した。
グループの業績に関しては、特別項目を除くと、約3000万米ドル/1株当たり14米セントの純益が達成されたが、事業再編等に伴う引き当てを含めると、3500万米ドル/1株当たり16米セントの純損失となった。
シーゲートはカテゴリー別売上を明らかにしていないが、アナリストラは、ローエンド製品の市場シェアが拡大した反面、ハイエンド製品の売上は下降、シェアも縮小したものと見ている。(ST,BT,LZ:1/13)
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