2000-01-13 ArtNo.21531
◆<馬>首相、CLOB株問題でゴー首相と会談の用意
【クアラルンプル】マハティール首相は11日、シンガポールの店頭市場セントラル・リミット・オーダー・ブック(CLOB)で取り引きされ、目下マレーシア当局により取引が凍結されている170億Mドル余のマレーシア株を巡る問題に関してシンガポールのゴー・チョクトン首相と会談する用意があると語った。
マハティール首相はゴー首相が最近ロイター通信に語った談話に触れ、「シンガポールがClob問題を世界貿易機構(WTO)に訴えると言うなら、それはシンガポールの権利だが、同様にマレーシアは同問題をマレーシアの国内問題とし、WTOとは無関係と言う権利がある」と指摘した。しかしマハティール首相は、ゴー首相が同問題で自分との会見を求めるなら、自分は会談に応じる用意があると補足した。
シンガポール証券投資家協会(SIAS)のDavid Gerald会頭は、マハティール首相の以上の談話を歓迎、両首脳間で政治解決が図られることに期待を表明した。(NST,STAR,ST,BT,LZ:1/12)
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