SEAnews 2000-01-12 ArtNo.21516

【クアラルンプル】マレーシアの金融業は、曲折を経た後、当初の6行に4行を加えたアンカー・バンク10行を中心に再編されることになる見通しだ。
ニュー・ストレート・タイムズ紙がこのほど報じたところによれば、中央銀行は、業界の最も多くの者が心地よく感じる数字は10行と見ている。
銀行業界は今月末までに合併のパートナーやグループに関する詳細と主要株主の原則的同意書を中央銀行に提出せねばならない。余すところ3週間に満たないが、目下の主要な関心事は、4Ｗ1Ｈの内のＷｈｏに集中している。各行の協議は順調に進捗しており、今月末のデッドラインをクリアする可能性は大きい。
当初、アンカー・バンクに指名された6行(Maybank／Bumiputra-Commerce Bank／Public Bank／Southern Bank／Perwira Affin／Multi-Purpose)は、その地位を維持する見通しで、これら以外にこれまでに1）RHB Bank、2）Arab-Malaysian、3）Hong Leong、4）EON Bankの4行が、中央銀行に独自のグループ組織案を提出したもようだ。(ST,BT:1/11)