2000-01-11 ArtNo.21510
◆<印度>フォード、自動車部品のサプライ・ベース設置計画
【ニューデリー】Ford Motor Companyはインドをその世界製造業務のコンポーネント・サプライ・ベースとする可能性を検討しており、来週にはフォードの4人の幹部がインド全国を巡りコンポーネント・サプライヤーのスカウト活動を展開する。
Ford India Ltd(FIL)幹部によると、フォードの世界的な部品調達予算は1000億米ドル前後で、インド自動車部品業界は極めて大きな恩恵を享受できる。フォード・チームは自動車部品製造業者協会(ACMA)と緊密な協力態勢を敷く。
インドからの輸出に関しては、1)コンポーネント、2)完全ノックダウン(CKD)キット、3)完成車の3領域の輸出が共に重視される。Maraimalai Nagarの輸出ロジスティクス・センターは2000年第1四半期に稼働する。来年第2四半期から、コンポーネントとCKDキットが輸出され、また中型乗用車Ikon(1600CC)発売のちょうど12ヶ月後から完成車の輸出も開始されると言う。(ET:1/9)
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