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2000-01-10 ArtNo.21482
◆＜星＞南大７．５％／国大６．５％：今年のＧＤＰ成長予測
【シンガポール】シンガポールの2大学、南洋理工大学(NTU)と国立シンガポール大学(NUS)のエコノミストは6日、今年の国内総生産(GDP)成長率に関して、7.5％／6.5％と、異なる予測を行った。
ＮＴＵ南洋ビジネス・スクール経済モデル学科のChen Kang(陳抗)／Tan Khee Giap(陳企業)両准教授は東南アジア研究学院(ISEAS)主催の地域情勢研究会の席上、製造業製品の堅調な輸出に伴う内需及び投資の拡大により、今年は7.5％、来年は7.7％のＧＤＰ成長が見込めるとの楽観的見通しを示した。ＮＴＵエコノミストの見通しは、シンガポール政府の4.5～6.5％や、市場筋の5～7％の見通しを上回っている。
両准教授によれば、シンガポールの国産非石油製品輸出は今年と来年14.4％と10.5％の成長を見、製造業は11.7％と7.7％の成長が見込めると言う。
これに対してＮＵＳビジネス・ポリシー学部のToh Mun Heng(杜民興)准教授はこの日ＮＵＳ国際企業部主催の別のセミナーの席上、今年通年のＧＤＰ成長率を6.5％と予想した。同氏によれば域内経済の安定した復調、電子市況の回復、米国経済の持続的成長で、シンガポールの貿易は堅調を維持、ＧＤＰの成長に大きく貢献する見通しだ。インフレ率は昨年の0.4％から今年は1.5％に加速すると言う。(LZ,BT,ST:1/7)
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