2000-01-07 ArtNo.21477
◆<印度>送電会社、今月中に長距離電話事業参入の方式決定
【ニューデリー】PowerGrid Corporation of India Ltd(PCIL)は今月末までに長距離電話事業に乗り出す方式を決定、テレコム企業と合弁会社を設立する可能性を検討するものと見られる。
消息筋によれば、フィンランドのIVOをコンサルタントに指名したPCILは、今月17日に催される取締役会の席上最終判断を下すものと見られる。
IVOはPCILに対して、インフラ・プロバイダーの役割を担うか、テレコム事業を手掛ける他社と合弁の別会社を設立するよう提案したとされ、PCILは既に電力省に対してプレゼンテーションを行っている。
PCILは1000キロ以上の送電網を有し、同社は通信用途に同ケーブル網をリースすることができる。合弁会社を設立した場合には、向こう3年間に同ネットワークを6000キロ延長する必要がある。MTNL、VSNLあるいは民間のBPL等がPCILとの合弁に関心を表明していると言われる。(IE:1/6)
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