2000-01-06 ArtNo.21456
◆<馬>マラヤ鉄道、ジョホール/バンコク東海岸便販促準備
【クアラルンプル】マラヤ鉄道を経営するクレタピ・タナ・ムラユ(KTM)Bhdはマレイ半島東海岸沿いにジョホール州Tanjung Pelepasとタイの首都バンコクを結ぶ“イースト・コースト・レール・ランドブリッジ”を販促する計画だ。
KTMBのAbdul Razak Malek重役(貨物輸送担当GM)によると、西海岸の鉄道路線には1日50便の貨物列車が運行しているのに対して、東海岸の路線には1日2便の貨物列車が運行しているに過ぎない。このため東海岸の鉄道路線の利用を拡大する必要がある。KTMBは2001年にタンジュン・プルパス港と鉄道本線を結ぶ31.5キロの支線が完成した際には、タンジュン・プルパス/バンコク便を販促する方針だ。これによりタンジュン・プルパス/Gemas/Pasir Mas/Rantau/Panjang/Sugai Golok/Haadyai/バンコクをリンクしたコンテナ輸送が可能になる。将来はタンジュン・プルパスからバンコクに輸送されるコンテナの10個中6個までが鉄道輸送されることになる見通しだ。タンジュン・プルパス/バンコク間の輸送時間は72時間で西海岸を経由した場合と変わりない。KTMBのコンテナ輸送は1998年の13万9000TEU(20フィート・コンテナ換算単位)から17万TEUに拡大する見通しと言う。(MBT:1/3)
|