2000-01-06 ArtNo.21452
◆<星>STテレメディア、香港にEコマース合弁会社設立
【シンガポール】シンガポール・テクノロジー(ST)グループ傘下のインフォコミュニケーション・オペレーター、Singapore Technologies Telemedia Pte Ltd(STテレメディア)は香港拠点のテレコム&インターネット企業Global Chinese Communications Ltd(GCC)と60:40の出資率で授権資本金1000万米ドルのEコマース会社stt.com Hong Kong Ltd(STT)を設立した。
新会社STTはEビジネスに関わるコンサルティング/デベロプメント/ホスティング/仮想専用ネットワーク(VPN)/テレフォニー・サービスを手掛け、香港、澳門、中国本土に地域インターネット・データ・センターを設置する。
STテレメディアのSio Tat Hiang副社長が4日明らかにしたところによると、新合弁事業はヘルスケア/金融/製造/ロジスティクス領域の3つのカテゴリーの法人顧客、即ち中国大陸拠点の企業、シンガポール拠点の多国籍企業、Eコマース戦略を有する中小企業をターゲットに、今年末までに1000万米ドルの売上達成を目指す。
STテレメディアは2000年末までにアジア各地の主要経済体に強力な戦略ポイントを設ける計画で、シンガポールと香港が南アジアと北アジアのスーパー・ハブを務める。
市場調査会社インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)によると、香港/中国のEコマース・ビジネスは2003年までに各24億米ドル/38億米ドルに達する見通しだ。
STテレメディアのLee Theng Kiat社長によると、香港は生気に満ちた市場で、同社の汎アジアEコマース戦略のハブを成す。香港はインターネット企業の揺籃として、最適な環境を備えていると言う。(BT,LZ:1/5)
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