1999-12-24 ArtNo.21425
◆<馬>製造業者の97%が設備投資計画:製造業者連盟調査
【クアラルンプル】マレーシアの製造業者の97%が今年第4四半期に設備拡張もしくはアップグレードを計画している。
マレーシア製造業者連盟(FMM)は22日、今年9月初めから10月半ばにかけて傘下メンバー企業を対象に調査した結果として以上の数字を掲げるとともに、「ビジネス環境は引き続き改善、特に第2四半期には顕著な復調が見られた。こうした回復の勢いは第3四半期も持続する」とコメントしている。
それによると、国内販売、輸出、利益の各方面で改善が見られ、第2四半期には回答者のほぼ50%が国内販売の拡大を、40%以上が輸出売上と利益の拡大を予想した。販売価格と生産コストは安定しており、全般及びショップフロア・レベルの雇用や超過労働が拡大している。
第2四半期には80%以上の設備稼働率を報告したものが半ばを占め、第1四半期の3分の1から顕著に増加した。取り分け輸出志向型製造業領域においてこうした傾向が顕著になっている。第3四半期には80%以上の稼働率を報告したものが依然として51%を占め、5分の1は90~100%の稼働率を報告した。(STAR:12/23)
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