1995-06-27 ArtNo.2142
◆<馬>TNB、電力管理システム・ハードウェアーの入札募集
【クアラルンプル】電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)は6年前に導入したコンピュータ・メンテナンス・マネージメント・システム(CMMS)を新システムに転換するため近くハードウェアーの納入入札を募集する。
TNBプロジェクト・マネージャーのモハド・ナズリ・シャルディン氏によると、ソフトウェアーに関しては最近の入札で、ESBインターナショナルと地元のコンピュータ・システム・アドバイザーズ・マレーシアSdn Bhd(CSA)のチームが落札、メンテナンス・コントローラー(MC)ソルーションが納入される。プラント・メンテナンス・システム(PMS)の機能から見て、ハードウェアーはグラフィック・ユーザー・インターフェース(GUI)を備えたクライアント・サーバー・オープン・システム・プラットフォームに成る見通しだ。ハードウェアー入札はCSAとESBの報告書に基づいて募集されるが、同報告書は今月末には完成する。ソフトウェアーのカスタマイズに6カ月を要するため、ハード、ソフトの据えつけ、試運転が完成するのは来年7月になる。TNBの幹部10人はアイルランドに赴き10日間にわたり関係訓練を受ける。新システムの導入により、各種故障の修復所要時間は200~300%短縮され、年間5000万Mドルの節減ができると言う。(コンピュータイムズ:6/26)
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