SEAnews 1999-12-22 ArtNo.21412

【クアラルンプル】ＫＵＢマレーシアBhd傘下のＫＵＢテクノロジーSdn Bhdは来年上半期に発売するＩＸＶＯ(ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝ･ｴｸｽﾁｪｰﾝｼﾞ･ﾊﾞｰﾁｬﾙ･ｵﾌｨｽ)ソフトウェアを通じて法人ソルーション・ソフトウェア市場の相応のシェアを獲得できるものと予想している。
ＫＵＢテックのZahran Halim重役(COO)によると、同ソフトウェアは小規模事業者にとっても受け入れやすい価格に設定されるため、取り分け中小企業の好評を得るものと見られ、メインテナンスも容易なことから、最高のコスト効率が実現できる。
法人インターネットのニーズに照準を合わせて開発された同ソフトウェアは、地理的な隔たりや時差の相違に関わらず、企業内の全ての部門の完璧な相互交信が可能で、情報管理／スケジューリング／文書のシェアと検索／役割・時間管理／報告／Ｅメール／オンライン会議／カレンダー／電子掲示板等、全ての中核業務のアプリケーション・モジュールが準備されている。
ＫＵＢテックはこの他、ＨＲＩＸ(ﾋｭｰﾏﾝ･ﾘｿｰｽ･ｴｸｽﾁｪｰﾝｼﾞ･ｼｽﾃﾑ)とＩＤＥＸ(ｲﾝﾀｰﾗｸﾃｨﾌﾞ･ﾃﾞｨｽﾀﾝｽ･ｴﾃﾞｭｹｰｼｮﾝ･ｴｸｽﾁｪｰﾝｼﾞ)ソフトウェアの発売も予定している。
ＫＵＢテックはこれらのソフトウェア製品のマーケッティングに多額の資金を投入する計画だ。これはインターネット・ユーザーの急増に加え、ボーダレスな市場の出現で、売上の急速な拡大が見込めるため。同社は既に米国市場における代理店を指名、欧州及び域内諸国の代理を物色している。
向こう1年間にはＥコマース・インフラの改善に200万Ｍドルを投資する計画で、オンライン・バーチャル・モール“PlazaPutra.com(www.plazaputra.com)”が同社Ｅビジネス拡張の機関車を務めると言う。(NST:12/21)