1999-12-21 ArtNo.21404
◆<印度>IT企業/銀行コンソーシアム、スマート・カード開発
【ムバイ】情報技術(IT)会社と銀行界のコンソーシアムはインディアン・インスティテュート・オブ・テクノロジー(IIT)オブ・ムンバイ及び中央銀行と手を結び、マルチパーパス・エレクトロニク・キャッシュ・カード(スマート・カード)パイロット・プロジェクトを進める。
当該コンソーシアムの一員、アフロ・エーシアン・サテライト・コミュニケーション(ASCOM)インディアのカントリー・ビジネス・マネージャーAshok Malhotra氏によると、中央銀行は、コンソーシアムの報告書提出を待って来年1月に電子パース支払いのスタンダード“Smart Rupee System(Smars)”を発表する。同プロジェクトには、Verifone、Aplab、Ascom、CMS、Schlumberger and Gemplus、State Bank of India、Canara Bank、Citibank等がスポンサー乃至は賛助会員として加わっている。コンソーシアムは既に第1期調査を完了、中間報告書を中央銀行に提出するとともに、IITキャンパスで試作品の試験を進めている。中央銀行の技術顧問を務めるハイデラバード拠点のInstitute for Development and Research of Banking Technologyも同プロジェクトに関係していると言う。(IE:12/20)
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