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1999-12-21 ArtNo.21395
◆<馬>Comalco、近くサラワク州アルミナ事業の可否決定
【クアラルンプル】オーストラリア拠点のComalco Aluminium Ltdは近く、当初の計画通りサラワク州ビントゥルのSimilajauにアルミナ精錬施設を設けるか否か、最終判断を下す。
サラワク州政府のDatuk Abang Johari工業部長が18日語ったところによると、80億Mドルのプロジェクトが実行される時期は不明だが、最終決定は間もなく下される見通しだ。同氏は最近ComalcoのPeter Matters重役(MD)から報告を受けたが、Comalcoの株主は依然としてビントゥルに工場を設けるか、オーストラリアのクイーンズランドにするか、協議を続けている。環境アセスメント(EIA)報告書の完成を待って両地の適性に評価が加えられる見通しだ。
当初の計画では、Comalcoが完全出資するNorthern Alumina Sdn Bhdが向こう10年間に3期に分けてプロジェクトを進め、来年着工される第1期事業には30億Mドルが投資されるはずだった。当初年産140万トンのアルミナ製造施設が建設され、1万1000人分の就業機会が創出される。しかしオーストラリア政府は昨年1億Aドルの奨励措置を講じることを条件に、クインズランドへのプロジェクトの誘致を図った。
オーストラリア政府は同プロジェクトに必要なガス供給に関してパプアミューギニアと既に契約を結んだとの報道もなされている。
ジョハリ氏によると、今月末に完成するEIAが、株主の決定にある種の影響を及ぼす見通しと言う。(STAR:12/20)
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