1999-12-20 ArtNo.21378
◆<星>Linuxサポート声明でクリエイティブ株アップ
【シンガポール】クリエイティブ・テクノロジーは17日、サウンド・ブラスター・ライブの他、Nomad MP3ミュージック・プレーヤー/WebCam Goデジタル・カメラ等の所謂パーソナル・エンターテーメント・クラス製品をLinuxオペレーティング・システムに準拠させる方針を発表したが、これを受けて同社株が値上がりした。
クリエイティブの発表によれば、同社はカナダのソフトウェア開発会社Corelと提携し、Linuxと互換性を有するアプリケーションを開発する。Corelは先ずクリエイティブ製品と互換性を有するLinuxベースのアプリケーション・スイートを近く発売する。両社はまたLinuxベースのクリエイティブ製品用ドライバの開発でも協力する。
某アナリストによれば、投資家は、スタートアップ企業やEコマース事業への投資に加え、クリエイティブのLinuxコンパチブル製品開発の動きを、好感しており、株価にもそのことが反映されている。Linuxは目下コンピューティング・ワールドに一大旋風を巻き起こしており、米国市場ではLinux関連株が急騰していると言う。(BT:12/18)
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