1999-12-17 ArtNo.21365
◆<馬>大部分の企業が今年を上回る昇給準備:雇用主連盟
【クアラルンプル】雇用主の半ば以上が来年も昇給を予定しているだけでなく、昇給率の引き上げを準備している。
マレーシア雇用主連盟(MEF)が1998年7月~1999年6月の間に実施した“1999年管理職・非管理職給与・待遇調査”の結果として報告したところによれば、これらの企業は今年初に管理職と非管理職に対して5.75%と6.04%の昇給を行ったが、来年はさらに高率な6.21%と6.25%の昇給を計画している。
回答者の3分の2が昨年末もしくは今年初に管理職と非管理職に平均1.51ヶ月と1.72ヶ月の年次賞与を支給しており、その中の一部の企業は別途1.57ヶ月と1.43ヶ月の特別賞与も支給している。従って合計すっると管理職2.48ヶ月、非管理職2.21ヶ月の賞与が支払われたことになる。
また全体の61%の企業が来年も年次賞与の支給を予定、その額は管理職の場合平均1.62ヶ月、非管理職は平均1.64ヶ月となっている。
この他、64%の回答者が管理職に対する解雇補償を準備、非管理職に関しては74%の企業が解雇補償制度を設けている。この他、40%の企業が退職金スキームを設けており、通常12%の被雇用者積立基金(EPF)雇用主負担率に上乗せする形で毎月積み立てられている。(MBT:12/16)
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