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1999-12-17 ArtNo.21360
◆<星>ウイ氏、朱鎔基首相に中国におけるネット事業戦略披瀝
【シンガポール】シンガポール国籍を所持するインドネシア生まれ、中国育ちのビジネスマン、Oei Hong Leong氏(黄鴻年:シナル・マス・グループの創始者エカ・チプタ氏子息)は、最近シンガポールを訪れた中国の朱鎔基首相と会見した際、同氏が中国に築いた企業王国China Strategic Holdingsを、インターネット企業に変身させる計画をうち明けた。
ウイ氏がこのほどBT紙に語ったところによると、その実ウィ氏はインターネットには全く無知で、未だにEメールも利用したことがない。今年初めウイ氏は香港のビジネスマン、リチャード・リー氏(リー・カーシン氏子息)に、赤字経営のインターネット企業が米国証券市場でもてはやされ、その時価総額が青天井の急騰を見ていることに対する恐怖感をうち明けた。今年4月になってリー氏はウイ氏の香港証取上場企業Tricom Holdingsを買収、後者はPacific Century Cyberworks(PCCW)に社名を改め、今やリー氏のインターネット投資機関車を務めている。当時、リー氏はウィ氏にPCCWのパートナーになるよう要請したが、インターネット音痴のウイ氏はこれを辞退したと言う。
しかし今年10月に3度にわたりシリコン・バリーに赴いた後、ウイ氏の態度は一変した。米国のインターネット狂らとの接触を通じすっかり洗脳されたウイ氏は、インターネットは革命であり、譬えインターネット企業の株価が調整期を迎えることはあっても、この革命は持続することを理解したと言う。
ウイ氏によれば、テクノロジーそれ自体は問題でない。多くのインターネット企業が優れたテクノロジー有するが、成功するか否かは、マーケッティングにかかっている。インターネット企業が“techno-how”を有するとすれば、ウイ氏は“techno-who”を有する。文化大革命時代に中国で青年期を過ごし、中国の政界、経済界に多くの知己を有するウイ氏は、「数百社の中国企業を買収することを考えれば、数千の中国企業をeコマースにリンクさせるのは容易なこと」と語る。
ウイ氏は向こう数ヶ月間に、日本や英国の企業、あるいは中国政府に40億~50億HKドル(S$8.64億~11億)と見積もられる中国の主要資産を売却、売却収入の一部をシリコン・バリー企業の買収費に当て、残りは現金資産としてとどめる。
チャイナ・ストラテジク・ホールディングズは1ヶ月以内にシリコン・バリー企業約5社の支配権益を買収、6~12ヶ月以内にこれら全てを直接もしくは間接にナスダックに登録させる。ウイ氏は米国の生物科学企業2~3社とも買収交渉を進めている。
各企業の買収コストは数百万ドルで、その後開発/マーケッティングに1000万~5000万米ドルを投じる。公開公募(IPO)を通じて獲得した資金で、ライバル企業も買収し、迅速に臨界質量を実現する。
ウイ氏はこれらの企業のマネージメントの面で重要な役割を担い、これらの企業をアジア、取り分け中国市場に売り込む。同氏としてはシリコン・バリーとアジア及び中国の共同作用の触媒役を務める考えと言う。(BT:12/16)
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