【ニューデリー】マレーシアの国産車メーカーPerusahaan Otomobil Nasional Bhd (Proton)は、インドにおける乗用車事業に関する関係方面との協議の後、近く外国貿易総監(DGFT)に正式な認可申請を提出する見通しだ。
DGFT幹部によると、関係協議はポジティブなもので、プロトンのインド市場進出にかける熱意が窺われた。このため最終申請が提出されるのも間近いものと見られる。
消息筋によると、プロトンは自動車市場における外国投資に義務づけられた5000万米ドルの最低投資額等に当初躊躇する様子が見られたが、今ではこうした問題も克服したようだ。
プロトンは既にHindustan Motorsと、チェンナイにおける完全ノックダウン方式による車両製造に関する事業化調査覚書を交換している。
プロトンは3~5年間にインド市場の5%のシェア獲得を目指しており、当初Wiraモデル約3000台の製造を計画している。
プロトンは来年初には外国投資委員会(FIPB)に接触、1300CCと2000CCモデルをインド市場に投入するものと予想される。(ET:12/15)