1999-12-16 ArtNo.21349
◆<星>松下テクノロジー、S$300万投じSMT機器の製造拡大
【シンガポール】Matsushita Technology(S)Pte.Ltd.(MTS)は向こう1、2年間に200万~300万Sドルを投じ、表面実装(SMT:Surface Mount Technology)機器の製造能力の拡張を図る。
MTSの河野泰久氏が14日催された創設20周年記念式後、地元紙に語ったところによると、SMT技術は長足の進歩を遂げているため、同社も集積回路(IC)実装技術等の研究開発(R&D)を進めている。
1979年に設立されたMTSはSMT機器やLCI(lead component insertion)機器等の精密機器の製造を手掛け、営業額は当初の40万Sドルから昨年の1億2000万Sドルに、従業員も25人から450人に拡大した。
同社の売り上げは最新SMT機器の貢献で来年は5~10%の成長が見込まれるが、今年に関しては円高や製品価格の値下がりから、昨年並みにとどまる見通しと言う。(LZ:12/15)
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