【クアラルンプル】マレーシア企業Aero Technologies Sdn Bhd(ATSB)は最近催されたランカウィ海事航空ショーLima’99の会場で、Airbus A800航空機主翼部品の製造契約を獲得、世界の航空産業に仲間入りするとともに、マレーシア航空産業史に新たな1ページを開いた。
Composites Technology Research Malaysia Sdn Bhd(CTRM)の完全出資子会社のATSBはBAe Systems(旧社名British Aerospace)から関係契約を獲得した。CTRMのGeorge Blower重役(CEO)によれば、ATSBはマラッカ工場で関係部品を製造、パーツのメタル・ディテールについては、SME Aerotechnologies Sdn Bhdに下請けに出す。ATSBはA300航空機の後縁を当初55セット製造する。ATSBはA319、A320、A321シリーズの補助翼等の製造にも入札するよう求められていると言う。(NST:12/14)