1999-12-14 ArtNo.21329
◆<印度>MUL、1200クロー投じ乗用車市場支配維持目指す
【ムンバイ】Maruti Udyog Ltd(MUL)は、1200クローを投じ、今年から来年にかけて一連の新モデルを発売、インド乗用車市場トップの座維持を目指す。
最近、スズキの高級車Balenoをインド市場に投入したMULは、来週は1060CC Wagon Rを、また来年初にはAltoを発売する計画だ。
MULのJagdish Khattar重役(MD)は、Wagon Rの価格が40万ルピー以下のセグマントに属することを示唆したが、目下インド市場で脚光を浴びるHyundai Santroに対抗する上からベース・モデル価格は37万5000ルピー前後になるものと見られる。
Altoは800CCと1000CCエンジンを搭載するものと見られるが、Khattar氏は同モデルがMaruti800をリプレースするものではないことを確認、依然として好調な売れ行きを見せているモデルの販売を停止する理由はどこにあるのかと反問した。同氏はAltoの発売価格に関してもコメントを控えた。
またKhattar氏によると、MULは既存Maruti800にマルチ・ポイント・フュエル・インジェクション・エンジンを搭載させるために別に600クローを投じると言う。(IE,ET:12/13)
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