SEAnews 1999-12-13 ArtNo.21310

【ニューデリー】インドの工業生産指数(IIP)は製造業の堅調に支えられ、10月に8.7％の成長を記録した。
中央統計局(CSO)が先週金曜発表したところによれば、製造業指数(比重79.36%)は9.7％、電力指数(比重10.17%)は10.3％、それぞれ上昇したが、鉱業指数(比重10.47%)は1.7％下降した。
ちなみに昨年10月のＩＩＰはゼロ成長を記録、製造業指数は＋0.1％、電力指数は－0.1％、鉱業指数は－0.9％と不振だったことが、今年10月の顕著な伸びにつながったものと見られる。
年初7ヶ月(4-10月)のＩＩＰは6.9％の成長を記録、製造業指数は＋7.5％、電力指数は＋8.1％、鉱業指数は＋0.2％だった。
年初7ヶ月には耐久消費財部門が12.3％、資本財部門が8.6％、中間財部門が9.8％、基本財部門が5.4％、非耐久消費財部門が2.8％、それぞれ成長を遂げた。
また10月に限っては耐久消費財部門が8.7％、資本財部門が5.9％、基本財部門が5.8％、中間財部門が12.9％、非耐久消費財部門が8.6％、それぞれ成長した。(THBL,ET:12/11)