SEAnews 1995-06-26 ArtNo.2128

【クアラルンプル】公共民間プロジェクトに入札する請負業者は外国企業、地元企業を問わず、新設の建設業開発局(CIDB)に登録せねばならない。
サーミー・ベル公共事業相が22日発表したところによると、同規則は即日発効し、3人以上の労働者を雇用する請負業者は全てＣＩＤＢに登記せねばならない。また50万Ｍドル以上の建設契約に調印した請負業者は、その0.25％をＣＩＤＢに納めねばならなくなった。今後未登録業者は民間／公共プロジェクトを問わず工事を請け負うことができなくなり、未登録で工事を請け負ったものには5万Ｍドルの罰金が科される。既に着工されているプロジェクトの請負業者も、来年8月1日までに登録を済ませる必要があるが、建設サービス・センター等の公認機関に登録済みの企業は自動的にＣＩＤＢに登記されるため、改めて申請する必要がない。現在国内には建設請負業者約3万社が存在するが、登録業者は1万3000社に過ぎない。(MBT:6/23)