SEAnews 1995-06-26 ArtNo.2127

【クアラルンプル】証券委員会はインフラ・プロジェクトのクアラルンプル証取(KLSE)上場に関する新ガイドラインを立案した。
証券委員会が23日発表したところによると、新ガイドラインは政府や政府機関によりライセンスが発行されたインフラ関連プロジェクトに適応される。この種のプロジェクトは一定の規模を備え、株主に適度な投資利益を保証するものでなければならない。この種のプロジェクトは上場申請時点では収益実績を有せぬため、証券委員会はその将来のキャッシュ・フローとリスクを慎重に検討する必要がある。このためプロジェクトの実行可能性は中立で、信頼のおける専門家により確認されねばならない。この種の評価の重要な要因となるプロジェクトの請負企業、その経営陣、アドバイザー、専門家には精査が加えられる。証券委員会は新ガイドラインに対する発行人サイドやマーチャント・バンク、アドバイザー、スタンダード・セッターの意見を目下聴取していると言う。(ST,BT:6/24)