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1999-12-08 ArtNo.21254
◆<星>三井化学、S$8千万投じBPA製造能力倍増
【シンガポール】三井化学は8000万Sドルを投じてシンガポールのビスフェノールA(BPA)工場の年産能力を向こう3年間に現在の14万トンから2倍の28万トンに拡大する。
三井化学の幸田重教会長によると、これは帝人のポリカーボネート製造能力拡張計画に対応したもので、帝人が設備を拡張すれば、三井化学もこれに倣うと言う。帝人は先週シンガポールにおけるポリカーボネートの製造能力を6万トンから13万トンに拡大すると発表していた。BPAはポリカーボネートの原料になる。世界のポリカーボネート需要は年率10%の成長を見ており、東南アジアと東アジアの需要が成長を牽引している。
三井化学は目下1億8000万Sドルを投じ、2001年3月の稼働を目処に年産20万トンのフェノール工場をシンガポールに建設している。フェノールはビスフェノールAの原料になる。
売り上げの増加に関わらず、三井化学の半期利益は低調な水準にとどまった。これは原油の値上がりに伴うもの。三井化学は年産10万トンの高密度ポリエチレン工場をシンガポールに設けることを検討しているが、こちらも原料エチレンの値上がりで計画に遅れが出ている。幸田氏によれば、同社はエクソンやシェル等と交渉を進めているが低価格のエチレンの供給を確保するのは至難と言う。
ロイヤル・ダッチ・シェル・グループが50%出資するペトロケミカル・コーポレーション・オブ・シンガポールは年間94万5000トンのエチレンを製造している。またエクソンがシンガポールに建設する年産80万トンのエチレン工場は来年第4四半期に稼働する。(BT:12/7)
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