SEAnews 1999-12-06 ArtNo.21229

【ランカウィ】ランカウィ海事航空ショーＬｉｍａ’99の会場で3日、マハティール首相の立ち会いの下、Datuk Amin Shah Omar Shah氏に率いられるＰＳＣインダストリーズ(PSCI)groupに関わる10件の事業や3件の合弁事業を含む海事関連の13件の覚書及び契約が調印された。
PSC Defense TechnologyはThomson CSF及びスウェーデン企業Bofors Weapon System ABと、それぞれ海事通信システム及び海軍兵器の製造／マーケッティング協定を結んだ。
PSC Naval Dockyard Sdn Bhd (PSCND)は、Fincantieriとのマレーシア海軍コルベット艦に対する保守サービスや、イタリヤのCosmosとの潜水艦の設計／建造等に関わる5件の協定に調印した。
ＰＳＣＮＤはまたロシア企業2社Rosvoorouzhenie State Corp及びKB Tasynostroyeniyaと、携帯用対空ミサイルの製造／マーケッティング／サービス協力契約を結んだ。
ＰＳＣＮＤは英国BAe SystemsとはSakti105ミリ砲の製造に関わる技術移転協定に調印した。同協定にはＰＳＣＮＤがSakti砲をアフリカ諸国に販売する権利も含まれている。
一方、ＰＳＣＩの親会社Business Focus groupの情報技術部門Business Focus Information Technology Sdn Bhd (BFIT)はコンパック及びオラクル・コープとＥコマース関連の戦略提携を結んだ。
英国企業Flagship Training Ltdは目下マレーシア海軍に提供している訓練プログラムをアジアの他の海軍にも提供するため、Global Teamwork Sdn Bhdと手を結んだ。ちなみにFlagship Training LtdはVosper Thornycroft (UK) Ltd、GEC-Marconi Ltd、Johnson Controls Ltdの合弁会社。(STAR:12/4)