1999-12-06 ArtNo.21227
◆<星>シングテル、英国フェイルセーフとS$1.57億合弁
【シンガポール】シンガポール・テレコム(シングテル)は、英国企業FailSafe Corporationと合弁で、向こう3年間に1億5700万Sドルを投じて、法人を対象とした“コンピュータ災害復旧サービス”を手がける。
ディザースタ・リカバリーと称されるサービスは、コンピューターの損傷で、蓄積した情報やシステムが崩壊した際、その早期復旧を支援する。両社の50:50の対等出資合弁会社FailSafe Corporation (Singapore) Pte Ltdは、向こう4~5年間に年商1億Sドルを達成する計画だ。
シングテルのLim Chuan Poh副社長が2日の関係契約調印式後語ったところによると、シンガポール企業は偶発災害対応計画、データ・センター、補助コンピューター・ハードウェア等に年間5億Sドル以上を出資しているものと見られる。このためこの種のサービスに対する支出は5年内に3倍に拡大する見通しだ。合弁会社は情報技術(IT)専門スタッフ約200人を雇用し、来年半ばからサービスを開始すると言う。(ST,BT,LZ:12/3)
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