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1999-12-02 ArtNo.21204
◆＜印度＞シッピング・コープの４０％権益を国際入札に
【ニューデリー】インド政府は国営海運会社Shipping Corporation of India (SCI)の40％権益を戦略パートナーに売却する
消息筋によると、ＳＣＩ政府持ち分の戦略的売却案は近くダイベストメントに関する次官クラス会議に提出された後、閣議にかけられる。今回の動きは、ＳＣＩの40％政府持ち分を公共部門石油会社5社に売却すると言う運輸省の1年に及ぶ努力が不成功に終わったのに続くもの。ディスインベストメント委員会により立案された売却計画の原案では、Oil Corporation (IOC)、Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)、Bharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)、Cochin Refineries Ltd (CRL)、Madras Refineries Ltd (MRL)の政府系石油会社5社に30％の政府持ち分を売却、残りの10％は民間部門／公民合弁製油所にオファーされるはずだった。
しかし石油精製会社は買収に乗り気でなく、運輸省は戦略的パートナーへの売却に方針を転換せざるを得なかった。また金融機関も同シェアを金融機関にオファーするよりは、40％をまとめて戦略的パートナーに売却する方が効果的と運輸省にアドバイスした。その結果、戦略的バイヤーは国際競争入札を通じて選ばれることになった。
目下ＳＣＩの80.12％は政府が11.74％はUnit Trust of Indiaが、5.83％はＬＩＣ、ＧＩＣ等のミューチュアル・ファンドが、2.31％は金融機関や小口投資家が、それぞれ保持している。ＳＣＩ株はムンバイ証取に上場されてはいるものの、取引はほどんどなく、株価は1994年1月に最高の170ルピーをマークしたものの、1999年3月には15.50ルピーまで下降している。(THBL:12/1)
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