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1999-12-02 ArtNo.21199
◆<馬>NIIT、US$700万スマート・スクール契約獲得
【ニューデリー】インドの指導的教育関連ソフトウェア開発会社NIIT(ナショナル・インスティテュート・オブ・インフォメーション・テクノロジー)Ltdは、マレーシアのマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)フラッグシップ・アプリケーションの1つスマート・スクール・プロジェクトに関わる2576万Mドル(US$700万)のソフトウェア開発契約を獲得した。
総コスト8000万米ドルのスマート・スクール・プロジェクトでは、学生が独自のスケジュールに基づき、独自のペースで、英語、マレー語、数学、科学等の学科を修学できるシステムの開発が目指されている。
NIITはMSCステータスを認められた唯一のインド企業として、世界各国の企業20社とともに同プロジェクトに参加する。
パイロット・プロジェクトにはマレーシア国内の学校90校が参加するが、最終的に参加校は8000校に拡大される。Telecom Smart Schoolと称する地元企業コンソーシアムが組織され、プロジェクトが進められている。NIITはテレコム・スマート・スクール・コンソーシアムから関係契約を獲得した。NIITの他、ブリティッシュ・テレコムとEDSも同様のアウト・ソーシング契約を獲得している。
NIITはマレー語やマレー教育制度専門家の協力を得て500時間を超える教材を開発、最初の製品は2000年3月までに完成する。NIITは新教材を用いた授業の指導員の訓練も引き受ける。これらの指導員は各学校の教師に教材の使用方法を説明する。
ちなみにテレコム・スマート・スクール・コンソーシアムは、英語科目を担当するEricsson Telecommunications Sdn Bhd(ETSB)、マレー語科目を担当するマルチメディア・シナジ・コーポレーションSdn Bhd(MMSC)/Anzagain、数学を担当するUniversity Kebangsan、ハードウェアを担当するSapura、学校管理ソフトを担当するCustommedia、システム統合を担当するテレコム・マレーシアBhd(TMB)/Sapuraから成る。(ET:11/29)
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