1999-12-01 ArtNo.21190
◆<印度>鈴木修社長、12月末にニューデリー訪問
【ニューデリー】スズキの鈴木修社長が、Maruti Udyog LtdのワゴンRの発売式典に出席するため12月22日に2年ぶりにインドを訪れる。
鈴木社長は、スズキとインド政府の対等出資合弁事業MULの将来や同合弁事業における政府の役割等について、関係閣僚と意見を交換するものと見られる。鈴木社長が前回インドを訪れたのは、統一戦線(UF)政府とスズキがMULの支配権を巡り角をつき合わせている最中の1997年のことで、その後インド人民党(BJP)政権が誕生、スズキと新政府の間で廷外和解が成立した経緯がある。
MULはインド市場に投入する複数の新モデルを最近発表しており、月曜(11/29)にはその第1弾として中型車Baleroが発売された。デリーにおける店頭価格は67万4000ルピー。
MULはBalero、Rワゴン、Altoの3モデルを紹介するために約1200クローを投資する。800CCと1000CCの2バージョンから成るアルトは来年5月に売り出される。(ET,IE,TH,THBL:11/30)
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