1999-11-30 ArtNo.21173
◆<馬>BASF、クアンタンに石油化学総合タウンシップ開発
【クアラルンプル】BASF (Malaysia) Sdn Bhdは、パハン州クアンタン市郊外の135haの土地に向こう20年間に住宅/学校/病院等の社会インフラも完備した石油化学総合タウンシップを開発する計画だ。
BASFマレーシアのVictor Szechenyi重役(MD)によると、同社はこれまでに135ha中の35haに国営石油会社ペトロナスと合弁で9億米ドルを投資、アクリル酸、オキソ・アルコール、ブタンジオール等の製造施設を設けてきた。
同社のマレーシア投資は100年先を見通した長期的なもので、より一層の投資を準備しているが、最近の域内経済危機である種の調整を必要としている。電子製造業者は、市況が低迷すれば、工場を売却し、より低コストな地に移転できるが、化学工場の買い手を見いだすのは困難である。このためスタート時点で慎重な検討が必要とされると言う。(STAR:11/29)
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