SEAnews 1999-11-30 ArtNo.21170

【クアラルンプル】SME Aviation Sdn Bhdはロシア自治共和国ブリャートのUlan-Ude Aviation Plant(UUAP)と提携し、向こう5年間にMi-171多目的ヘリコプター最大40機を東南アジア市場に売り込む。
ＳＭＥは同提携の下、ロシア以外の地における同ヘリコプターの開発、総合支援サービスを引き受ける。今回の両社の提携はマハティール首相が8月にブリャートを訪れた際、持ち上がったもの。
目下、マレーシアだけで6機、スリアランカ、ベトナム、インド、パキスタン、バングラデッシュ等、域内市場全体で約100機のMi-171が使用されているが、ブリャート国外にはサービス・センターが存在しない。このためＳＭＥはアフター・セールス・サービス、保守、修理、分解修理等のサービスを提供する他、顧客のニーズに応じた変形／改良、ロジスティクス支援も提供する。
ＵＵＡＰはＭｉ－171とその原型Ｍｉ－8ヘリコプター以外に訓練／戦闘機ＳＵ－25ＵＢの製造を手がけている。(NST:11/29)