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1999-11-29 ArtNo.21158
◆＜印度＞バジパイ首相、ＰＳＵ政府持ち分売却計画の加速指示
【ニューデリー】バジパイ首相は先週水曜、ヤシュワント・シンハ蔵相及びムラソリ・マラン商業相と、公共企業(PSU)の政府持ち分売却計画の進捗ぶりに検討を加え、同プログラムを一層加速する方針を決めた。
最終的なロードマップはマノハル・ジョシ重工業相とも相談の上決定されるが、この日の会議では政府系ナショナル・サーマル・パワー・コーポレーション(NTPC)によるナショナル・ハイドロ・パワー・コーポレーション(NHPC)の買収程度では不十分であり、より総合的なアプローチを採用、大蔵省により設定された1万クローの売却目標に近い数字を達成せねばならないとの点で意見の一致を見た。
この日の会議は主に“資本引き上げ委員会”の処遇を協議する目的で招集さらたものだが、バンガーロール訪問中のジョシ重工業相が欠席したことから、最終決定を下すことはできなかった。首相はさらに数日をかけて同問題に結論を出すものと見られる。政府権益の売却問題は大蔵省の処理に委ねられるべきであり、関係省庁は同メカニズムに影響を及ぼすべきではないとの見方が台頭、総理府管轄下の資本引き上げ委員会の処遇が問題になっている。資本引き上げ委員会の座長を務めるGV Ramakrishna氏、同委員会メンバーのSuresh Tendulkar氏及びDipankar Basu氏 にも、報告書の提出が求められる可能性がある。(ET:11/26)
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